このような疑問を持っていませんか?
よく防水スプレーをしたら白くなったりシミになったと聞きますし、せっかく買った革靴をダメにしたくはないですよね。
そこで当記事では、靴に関わる仕事をしている人のみに絞って、合皮の革靴に防水スプレーをかけても大丈夫なのか意見をまとめてみました。
靴の専門家の間でも意見が分かれていましたので、防水スプレー賛成派と反対派の意見をわかりやすくお伝えします。
よかったら参考にしてください。
タップできる目次
結論:合皮の革靴に防水スプレーはOK
専門家の間でも意見が分かれている防水スプレー。
今回は、ネットに転がっている専門性のない情報は無視して、靴に関わる仕事をしている人の意見をまとめてみました。
結論から言いますと、合皮の革靴でも防水スプレーをかけてOK。
全体的にみても防水スプレー賛成派の人が多かったです。
では、どういった理由で賛成や反対をしているのか?
両者の意見を聞いた上で、注目するポイントが見えてきました。
- 合皮は水に強い
- 防水する3つの方法
このポイントを押さえながら、それぞれ深堀りしていきたいと思います。
合皮の革靴は水に強い?
合皮の革靴は水に強いイメージがありますが、防水スプレーは必要なのでしょうか?
素人からしたらよくわからないですし、濡れたくなかったらスプレーすればいいんじゃね?このくらいの感覚だと思います。
では、靴の専門家の意見はどうでしょうか?
実は、専門家の間でも防水スプレー賛成派と反対派に分かれています。
なぜ意見が分かれるのか、分かれるポイントである「合皮の革靴は水に強い」という視点から意見を聞いてみましょう。
僕としては、防水スプレー賛成派の意見を支持します。
あなたは、どちらの意見を支持しますか?
防水スプレー賛成派の意見
合皮の革靴に防水スプレーをしてもOKです。
なぜなら、合皮の革靴でも濡れるときは濡れるから。
合皮の革靴は水に強いというイメージがありますが、それは本革と比べてということ。
雨の日に履けば内部まで染み込むこともあります。
なので、合皮の革靴でも防水スプレーをすれば、汚れや水に濡れることから防げます。
防水スプレー反対派の意見
合皮の革靴に防水スプレーは必要ありません。
なぜなら、合皮の革靴は水に強いから。
反対に防水スプレーを使用すると、スプレーの成分によって化学変化(変色や経年劣化など)を起こす可能性があります。
どうしても使用したい場合は、防水スプレーの注意書きは必ず目を通す必要があります。
合皮の革靴を防水するには?
革靴を防水する方法は3つあります。
- ワックスを塗る
- オイルを塗る
- 防水スプレーをする
専門家の間でも防水スプレーをおすすめしている人が多い印象です。
本革の革靴であれば、ワックスやオイルをおすすめしているようですね。
合皮の革靴であれば、本皮のような手入れが必要ないため、ワックスやオイルを塗ることがありません。
合皮の革靴しか履かない人であれば、ワックスやオイルを持っていないんじゃないかなと。
よって、防水スプレーを選択する人が多いのではないでしょうか。
それでは、賛成派、反対派の意見を聞いていきましょう。
防水スプレー賛成派の意見
合皮の革靴を防水するいちばん簡単な方法は、防水スプレーをすることです。
オイルやワックスを塗って防水する方法もありますが、塗り方が難しく下手するとシミになる可能性があります。
これらの方法は上級者向けですし、合皮の革靴には向きません。
なので、合皮の革靴を防水したいなら、いちばん簡単で効果の高い防水スプレーがオススメです。
防水スプレー反対派の意見
本革の革靴を防水するならオイルやワックスがおすすめですが、合皮なら何もしなくても問題ありません。
反対に防水スプレーをすることで、シミになる可能性もあります。
オイルやワックスに比べて簡単だからこそ、スプレーをかけすぎたりムラになったりします。
防水スプレーをして白くシミならない?
僕が使用している防水スプレーの使用方法を解説した動画です。
楽天ランキングでも1位を獲得している防水スプレー定番商品です。
いくら良い商品でも使い方を守らなければ革靴が白くシミになる可能性があります。
あなたも白くシミになるのだけは避けたいですよね。
では、なぜ白くシミになるのか?
原因としては、
- 防水スプレーと革靴の相性が悪い
- 一箇所に集中してかける
- 量をかけすぎる
これらは当たり前に注意したいところ。
防水スプレーを使用する前には必ず注意書きに目を通してくださいね。
使用方法を守れば、合皮の革靴でも防水効果を得ることができます。
僕が履いている合皮の革靴もシミなどの問題は起きていませんよ。
こちらの記事では、アメダスの防水スプレーは合皮に使える?失敗しないための使い方まとめについて解説しています。
よかったら参考にしてください。
まとめ:防水スプレーの使用は慎重に
今回は専門家のみの意見に絞って情報をまとめましたが、とても参考になりました。
合皮の革靴に防水スプレーをする際は、この点を頭に入れといてくださいね。
- 本革に比べて合皮は水に強いだけで濡れるときは濡れる
- スプレーの成分によっては化学変化(変色、経年劣化)を起こす可能性がある
- 使用方法を誤れば防水スプレーでも白くシミになることがある
- 防水スプレーを使用する前に必ず注意書きを読む
革靴は濡れたあとのケアの方が面倒なので、事前に防水スプレーをして対策しておくことはとても重要だと思います。
一番ダメなのは濡れたまま革靴を放置することですからね。
失敗しないためにもこちらの記事も参考にしてください。
アメダスの防水スプレーは合皮に使える?失敗しないための使い方まとめ
使用方法を守れば高い防水効果が期待できますよ。