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餅は消化に良い説と悪い説、どちらの説が正しいのか?

餅
餅は消化に良い説と悪い説どちらの説が正しいの?
両方の説があって混乱しています…

このような疑問を持つあなたへ。

 

当記事を読めば、餅は消化に良い説と悪い説の答えがわかります。

餅を食べないほうがいい人を見分ける方法もシェアしますので参考にしてください。

結論:餅は消化に悪い

赤ペン

 

あなたは、餅は消化に良い説と悪い説どちらが正しいと思いますか?

 

両極の意見がありますが、僕の答えは餅は消化に悪い説に一票。

 

詳しい理由は後で解説しますが、まずひとつ抑えておきたいことがあります。

 

それは「なぜ意見が分かれるのか」ここをハッキリさせておかなければいけません。

 

なぜなら、あなたのように両極の意見に対して振り回されないようにするためです。

今この記事を読んでいるということは、餅の消化についてどちらの意見が正しいのか気になっているはず。

この問題を解決するためには、

 

  • 食べる人

 

この2つの視点で見ることが大切です。

 

しかし、ネット上に出回っている情報の多くは「餅」のみにフォーカスしていて、肝心の「食べる人」にまでフォーカスされていません。

このような状況では意見がわかれて当然ですし、正しい答えを導くことはとても難しい。

これは餅だけに限ったことではありませんが、必ずこの2つの視点から答えを出すことが大切です。

 

そもそも餅は消化に良いのか?

餅が消化に良いとされる理由としては、餅の主成分であるデンプンが消化の早い炭水化物であるため。

このような主張がほとんどです。

少し難しい話になりますが、餅の主成分であるデンプンは「アミロース」「アミロペクチン」2つのタイプがあります。

 

餅はアミロペクチン100%で粘りと甘みが強く、アミロペクチンの構造上、早く多く消化できることが特徴です。

 

アミロペクチンの特徴を見る限り、餅は消化の良い食材に思えます。

しかし、この早く多く消化ができることが仇になることも。

 

アミロペクチンが早く多く消化できるということは、つい食べ過ぎてしまうということ。

 

そう考えると胃腸の負担になって、逆に餅は消化に悪いんじゃないのか?

餅を食べる機会が増える正月なんて特に注意が必要です。

 

実は、餅だけではなくてお米にも気をつけないといけません。

 

お米の中でもコシヒカリは高アミロペクチン米に当たるので、餅同様に胃腸の負担になることがあります。

 

お米は餅よりも食べる頻度が多い分、胃腸の負担が少ないものを選んだほうが得策です。

僕はコシヒカリからササニシキにお米を切り替えました。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

田んぼ
【脱コシヒカリ】僕がササニシキを選んだ一番の理由と特徴について解説するコシヒカリとササニシキの特徴の違いを知らずにいたことを後悔しています。僕がコシヒカリからササニシキに切り替える決め手となった特徴と理由について解説しました。参考にしてください。...

 

消化に良いと言われているものでも実は消化に悪いことがあるので注意してくださいね。

 

餅を食べる人の「消化力」を考えているか?

医療

 

ネットに出回る多くの情報は、餅を食べる人の消化力まで考えられていません。

主張としては、

 

  • アミロペクチンは早く多く消化ができる
  • 胃腸の調子が悪い時に食べても大丈夫
  • お粥を食べるより餅を食べた方がいい

 

食べる人のことは完全に無視。

視野が狭いですよね。

これは消化力がある人だけに限られた話なわけです。

 

じゃあ、食べる人の消化力が落ちていたらどうなるでしょう?

餅をうまく消化できないことくらい予想がつきますよね。

 

そもそも前提条件が違うし、食べる人の「消化力」という視点が抜けています。

 

だから、餅を食べてもなんともない人もいれば胃腸の調子が悪くなる人もいるわけで。

僕自身、消化力が高いわけじゃないので餅を食べると体が重くなる感覚があります。

お腹いっぱいの状態が長く続くから腹持ちがいいと勘違いしそうだけど、これってただ胃腸に負担がかかっている状態じゃないかと。

胃腸が弱いと自覚がある人は、餅を食べないほうがいいかもしれません。

まずは、自分の消化力を考えましょう。

その上で、

 

  • 餅を食べる
  • 餅を食べない
  • 食べる量を制限する

 

消化力を基準に選択をするようにしてください。

 

餅を食べないほうがいい人3選

警告

 

餅を食べないほうがいい人とは「消化力」が落ちている人です。

消化力が落ちている状態で、消化の悪い餅を食べると胃腸の負担になります。

特に、この3つに当てはまる人は「消化力」が落ちている可能性があるので注意してください。

 

  • よく噛まない人
  • タンパク質が不足している人
  • アレルギー体質な人

 

よく噛まないということは唾液が出ず、自前の消化酵素(アミラーゼ)を出せないということ。

餅を消化するためにはアミラーゼが必要ですからね。

 

よく噛まない=消化力が低いと考えられるので胃腸に掛かる負担も大きくなります。

 

また、タンパク質が不足している人も要注意。

なぜなら、消化酵素の材料となるのがタンパク質だから。

最近、肉や魚、たまごなどのタンパク質を多く含む食材を食べていますか?

普段の食事でタンパク質が摂れていないと消化力が落ちる一方なので意識したい栄養素のひとつ。

どうしても年齢を重ねると消化力が落ちますからね。

肉などを食べると胸焼けや胃もたれがする人はこちらの記事を参考にしてください。

 

肉
肉を食べると胸焼けや胃もたれがするのはなぜ?解消方法を教えます このような悩みを持つあなたへ。 当記事を読めば、肉を食べて胸焼けがする原因と解消する方法がわかります。 ...

 

あと、アレルギー体質な人も餅には注意してくださいね。

アトピーやニキビができやすい人などは、胃腸が弱い傾向にあります。

餅を食べればさらに悪化することも考えられます。

消化力が落ちている時は避けたほうがいいでしょう。

 

まとめ:消化力がないなら餅を食べるな

餅は消化に良い食材に見えますが、食べる人や食べる量によっては消化に悪い食材になります。

特に、餅を食べる人の消化力が落ちている場合は要注意。

正月に餅を食べすぎると体調不良の原因になったりしますからね。

胃腸が弱く消化力が落ちているなら餅は食べないほうがいいでしょう。